憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

歴史の記憶装置

 11月21日東京新聞朝刊29面に、「本音のコラム」という署名入りの囲み記事がある。筆者は、法政大学教授・竹田茂夫氏だ。今日はこの記事に学ぶことにした。
 筆者は、「1994年、米紙ニューヨーク・タイムスが驚愕の事実を報道した。50-60年代に米国の中央情報局(CIA)が極秘に自民党に金銭的支援を行っていたというのだ。記事を書いたワーナー記者は後に著書「CIA秘録」でも、米政権が岸信介元首相に政治的・金銭的支援を与えた経緯を説明している。
 同書は公開された外交文書と関係者のインタビュうーに基づいたもので信憑性は高い。2006年に米国務省が秘密資金援助の事実を認めたのに、自民党は否認したままだ。」と、自民党の歴史的な不誠実、無責任をさらして見せた。
 つづけて筆者は、「なぜ日本は第二次大戦に踏み込んだか、植民地支配と侵略戦争の実態はどうであったか、東西冷戦の渦中で国民は同統治されたか、原発はどう普及していったか等々の問題について、日本人は歴史的検証が苦手な国民だ。沖縄密約でも外務省は膨大な文書を焼却処分したという。今でも政治家と官僚は知らぬ存ぜぬを決め込んでいる。」と、批判した。
 最後に筆者は、「日本人も外国からの情報に頼らずに自前のしっかりした記憶装置を持つべきではないか。過去を封印したままでどのように日本の誇りを持てというのか。」と怒っている。
 「2006年に米国務省が秘密資金援助の事実を認めたのに、自民党は否認したままだ。」との指摘は驚きだ。と同時に、責任政党と言ってきた厚顔さにあきれ返る。そして、日本政府がアメリカの言いなりになっている「理由」が、もっと重大な「今及び過去の為政者の秘密」を、アメリカに握られている為ではないか?と心配になってきた。 
 
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by sasakitosio | 2013-11-25 06:59 | 東京新聞を読んで | Trackback