憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

しっかりしろ、最高裁 一票の不平等

 11月21日東京新聞社説に、「一票の不平等 しっかりしろ、最高裁」の見出しで、今回の最高裁判決についての記事が載った。
 今日はこの社説を勉強することにした。
 社説は、「こんな理屈に合わない判決はない。一人別枠方式という“病根“が解消されないのに、最高裁は昨年の衆院選を「違憲状態」とした。一票の不平等は続く。「憲法の番人」たりうるだろうか。」と嘆き節で、切り出した。
 つづけて社説は、「一人別枠方式とは、あらかじめ47都道府県に一議席づつ配分する、地方配慮の選挙制度である。これが1票の不平等をもたらす原因だと指摘したのは、2011年の最高裁大法廷である。“病根”のありかを具体的に明示したわけだ。
 国会は判決から1年8か月も経過した、昨年の解散間際に規定の削除はした。そして、0増5減法を決めた。これは目くらましの手法だ。同方式を実質的に温存してた制度だからだ。」と指摘。
 さらに社説は、「広島高裁と同高裁岡山支部で戦後初の「違憲・無効」が出たのは、国会のあざとさを見透かし、司法としての権限を堂々と振るった結果だ。札幌高裁なども「最高裁判決の指摘に沿った改正とは質的に異なると」断じた。名古屋高裁金沢支部などは「区割りは可能な限り人口に比例してされねばならない」と踏み込んだ判決を出したほどだ。
 ところが、今回の最高裁判決は完全に腰が砕けている。「投票価値の平等は、選挙制度を決定する絶対基準ではない」と述べた。国会の裁量権を大幅に認め、司法の限界の現実に屈服したわけだ 。
 一人別方式が実質温存されているのに、「人口格差を二倍未満に抑える、見直しがおこなわれた」と評価したのには驚く。 
 「構造的な問題は解決されていない」と指摘したものの、司法権が「憲法上問題があると判断しても、自ら具体的制度を定められない」と言い訳もしている。」と、厳しく批判した。
 最後に社説は、「最大2.43倍の不平等があった総選挙を追認する判決には、強い違和感を持つ。0増5減でも、約二倍の格差が出るのだ。最高裁判事は国民を見ているのか、国会を見ているのか。
 “違憲”の現実をやすやすと許したままの最高裁は、はたして国民の信頼を保てるか、極めて疑問である。」と締めくくった。
 社説の主張に共鳴する。
 違憲判決を出した「高裁」と、違憲状態の「最高裁」を比べてみると、どちらが憲法の番人か、だれの目に見てもはっきりする。
 最高裁は、「名ばかり最高裁」というべきだ。既存の出世コースで、成り上がってきた、「最高裁判事」に、「歴史的名判決」は、期待する方が、はなから、「ないもの」ねだりっだたかも知れない。
 とすれば、衆議院選と同時に行われる、「最高裁判事の国民審査」で「×」を付けて、名ばかり「最高裁判事」を、罷免して、本物の「最高裁判事」を激励するしか道はなしか?
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by sasakitosio | 2013-11-24 15:17 | 東京新聞を読んで | Trackback