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by sasakitosio

成立ありきの粗雑審議

 11月16日付朝日新聞社説に、「成立ありきの粗雑審議」との見出しで、国会での「特定秘密保護法案」の審議状況の記事が載った。
 今日はこの社説に学ぶことにした。
 社説は、「特定秘密保護法案の審議が衆議院の特別委員会で続いている。自民、公明の与党は、来週中に衆議院を通過させる構えだ。
 審議を聞くにつけ、この問題だらけの法案を、こんな粗雑な審議ですませるつもりなのかという疑念が募るばかりだ。 あぜんとするしかない答弁があった。」と切り出した。
 つづけて社説は、「法案担当閣僚の森雅子氏が与党議員の質問に、「さらなる改善を今後も、法案成立後も尽くしていく努力もしたい」と答えたのだ。      <中略>
 官房長官は記者会見で、「法案成立後、運用の段階で不断の見直しを行っていくのは、ある意味で当然のこと」と森氏をかばった。
 だが、国民の権利を制限し、民主主義のありように大きな影響を与えかねない重要法案である。そんな一般論で片づけるのはあまりにも強引だ。」と、指摘した。
 さらに社説は、「来週中の採決をにらみ、与党は日本維新の会などとの間で修正協議に入っている。与党は、秘密指定の期間を「原則30年」とする程度の譲歩に応じる構えだ。とはいえ、外部からの検証メカニズムがないまま、実質的に官僚の裁量で幅広い情報を秘密に指定できるという法案の骨格を動かすつもりはなさそうだ。修正したとしても、残り数日間の審議で採決しようというのでは、乱暴極まりない。」と批判した。
 最後に社説は、「与党は野党の要求を聞き入れた、野党は与党に法案の欠陥を認めさせた。こんなことを示す国会戦術のための修正なら、全く意味がない。それではすまない重たい問題をはらんだ法案だ。この短い臨時国会で議論が尽くせるわけがない。ここはやはり、廃案にするしかない。」と断定し、締めくくった。
 たまたま、夕食中に見た、TBSの報道特集で、「特定秘密保護法案」が取り上げられれ、なかで、沖縄返還時の密約問題が取り上げられ、「現官房長官や、森担当大臣」の答弁が聞けた。その、無責任な答弁に、腹が立った。社説の言うとおり、この「特定秘密保護法案」は、廃案にしなければならない代物だ。
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by sasakitosio | 2013-11-18 20:11 | 朝日新聞を読んで | Trackback