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by sasakitosio

原発輸出 後の責任が取れるのか

 11月1日付朝日新聞社説に、「原発輸出 後の責任が取れるのか」の見出しで、トルコへの原発輸出に関する記事が載った。
 今日はこの社説で勉強することにした。
 社説は、「日本政府が、途上国への原発輸出に血道をあげている。
 安倍首相は今週、トルコを訪問し、三菱重工業を中心とした企業連合による原発受注を「成果」に帰国した。」と切り出した。
 つづけて社説は、「しかし、福島原発では放射性物質による汚染水の流出が続く。除染も遅れ、事故は収束のめどがいっこうにたたない。先の見えない避難生活を強いられている住民から「よく原発が売れるものだ」との怒りの声が上がるのは当然である。
 国内では脱原発への転換を求める多くの国民に背を向け、原発政策をあいまいにし続ける。一方、海外ではあたかもじこの経験が日本の原発技術を高めたかのように売り込む。考えちがえではないか。」と、厳しく指摘した。
 さらに社説は、「津波の前の地震が事故に大きな影響を与えたかどうかも、十分に分かっていない。有数の地震国であるトルコに売り込む自信は、どこからくるのか。
 事故の賠償責任も心配だ。米カリフォルニア州原発をめぐって、廃炉を決めた米電力会社は損害が数十億ドル(数千億円)に上ると主張。原因となる放射能漏れを起こした蒸気発生器を納入した三菱重工グループに、契約上の上限を超えて賠償するよう求めている。以前のように引き渡した後は知らない。とはいなくなっている。
 首相自らの売り込みは、おおきな事故が起きても日本政府が賠償を保証してくれると受け止められないか。
 途上国は多かれ少なかれ、政情が不安定である。原発テロや核物質の核兵器転用リスクを日本政府がどこまで真剣に考えているのか。疑問である。」と危惧と疑問を呈している。
 最後に社説は、「使用済み核燃料の最終処分は前から暗礁に乗り上げている。安倍政権は原発輸出を成長戦略の柱に据えるが、山積する問題に口をつぐんで売り込むのは商倫理にもとる。」と、批判して締めくくった。
 社説の言うとおり、安倍政権は、責任が取れるのだろうか。今の東電と同じように、「責任はとらず、負担は国民」にの道を進んでいるように見える。政府総体の精神的劣化がここまで来ているということか?
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by sasakitosio | 2013-11-06 20:00 | 朝日新聞を読んで | Trackback