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by sasakitosio

医療費抑制「命の値段」英国の仕組み

 10月27日付朝日新聞社説下に、「ザ・コラム」という署名入り囲み記事がある。筆者は編集委員有田哲文氏だ。
 今日は、この記事を勉強することにした。
 筆者は、「人の生命には値段が付けられない。命は地球より重い、というではないか。しかし、英国には値段があるようだ。一年あたり、だいたい2万~3万ポンド(314万~471万円)である。」と切り出した。
 つづいて、筆者は、「治療のたびに自己負担のある日本と違い、英国は国民保健サービス(NHS)で誰でも無料で医者にかかれる。しかし、費用に見合うだけの効果がなければ、簡単に高い薬を出してもらえない。--中略―――
 英国らしい、合理的だが冷たい仕組み?でも、医療費を抑えようと、多くの国がこの制度を学ぼうとしている。――中略―――
 英連邦のオーストラリアではすでに同じような制度がある。韓国も独自の費用対効果分析を進めている。
 英国の制度では、1年の延命という効果は、さらに細かく分析されている。寝たきりだったり、苦しみがひどかったりすれば「生活の質が低い」「治療の効果が小さい」とされ、1年分とは見なされない。マイナス要素が強くなるにつれ、0.8年分、0.7年分、・・・・となり、その分、認められる治療費も下がる。
 まるで、命に値札を付けているようだ。」と指摘した。
さらに筆者は、「英国のこの制度は、ちょっと寒々とする。やさしい感じはしない。でも、目をそむければいいとも思わない。限られる医療費を効率的に使おうとする意思が、そこにはあるからだ。」と指摘した。
 最後に筆者は、「日本の医療費は、国内総生産(GDP)で英国と同じ9%台。米独仏よりかなり低い。日本人の生活習慣がよいこともあるだろうが、とりあえず結果はわるくない。しかし、これからはどうか、医療費は毎年1兆円を上回るペースで増えている。理由は高齢化だけではない」。医療の高度化もそれに劣らず影響している。いいことのようだが、そこに薬漬けのような無駄はないか。不当に製薬会社や機器メーカーをもうけさせていないか。医療費抑制はかけ声だけでは実現しない。どうやって、どんな理由で抑えるか、道具が必要だ。やさしさを取り繕うのではすまない。私たちはそんなところに来ている。」と締めくくった。
 読んで、大いに勉強になった。外国で住むとしたら、いろいろな国の街を歩き回って、英国のロンドンが、自然的にも人的にも一番いい環境だと、この記事を読むまで、思ってた。やはり日本が一番住みやすいということか。それにしても、国民保険を38年間、上限で払ってきたが、かかる医者は歯医者くらい。古希の今日、薬は全く飲んでない。年1兆円も医療費増えることがあわからない。丈夫に生んでくれた「親」に夫婦で、感謝している。医療費の抑制ですが、医者も、製薬会社も、医療機器メーカーも、欲をほどほどに抑えてもらえないものか。医療関係者の高所得は、社会保険制度があればこそであり、国民の医療での安心も国民皆保険制度にあると思う。供給側も受診側も、「自分を勘定に入れずに」この国民皆保険制度を守ることに専心してほしい。いざ自分が、お世話になろうとしたとき、国民皆保険制度がなくなっていては、本当に困る。
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by sasakitosio | 2013-11-02 17:53 | 朝日新聞を読んで | Trackback