憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

銀行の犯罪

 10月24日付東京新聞25面に、「本音のコラム」という、署名入りの囲み記事がある。筆者は、法政大学教授竹田茂夫氏だ。
 筆者は、「米国では、リーマンショックを切り抜けたJPモルガンが複数の規制当局の追及で満身創痍だ。
 住宅担保証券をめぐる詐欺的な投資家勧誘、相場操縦的なデリバティブ取引、エネルギー市場での価格操作、中国の太子党の縁故採用(贈賄に近い)等等。同行は一兆三千億円ほどの和解金を当局に支払う羽目になったが、刑事責任の追及は今後も続くという。」と教えてくれる。
 さらに筆者は、「銀行は決済や金融仲介という不可欠な機能を担う一方で、日本でも米国でも仲介どころかバブル発生の張本人とみなされたり、権柄ずくの姿勢や影の部分が付きまとう。貸し渋りや無体な取り立てなど、怨嗟の声は絶えない。原発事故の貸し手責任論に業界はけんもほろろだった。米国では貪欲がウオール街の枕ことばだ。なぜか。金や信用供与は市場経済のの権力作用そのものであり、特に大銀行には顧客との間の交渉格差や情報格差を悪用するインセンティブが常に生まれるからだ。」と指摘した。
 最後に筆者は、「金融はいかがわしいという直観にはそれなりの理由がある。金融は薄皮一枚で瞞着や打算や貪欲と隔てられている。だからこそ、信用の醸成が不可欠なのだ。」と結んでいる。
 いつもながらの、説得力。感心しました。
知り合いで、一生分稼いだといった「建設会社の社長」、金融機関に株を進められ、結果はビル三棟処分しても、間に合わなかった例がある。自分は、バブルのおかげで、預金趣味がないのに「銀行」が金を貸してくれ、自前の事務所がもてた。「預金趣味」の無い人間には、銀行は必ずしも「瞞着、打算、貪欲」には見えないのだが。
 
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by sasakitosio | 2013-10-30 07:14 | 東京新聞を読んで | Trackback