憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

一票の格差 是正につながる判断を

1 0月24日付朝日新聞社説で、「一票の格差 是正につながる判断を」の見出しで、一票の格差をめぐる最高裁の判決についての記事が載った。今日は、この社説に学ぶことにした。
 社説は、「ある人の投票価値が、別の選挙区の人の5分の2だった。
そんな不平等が生まれたのが昨年末の衆院選だ。国民の意思がゆがんだ形で国会に反映される異様な状態が続いている。
 その一票の格差をめぐり、最高裁がきのう弁論を開いた。来月にも判決が出る見通しだ。すでに、出た16件の高裁判決の多くは、憲法が求める投票価値の平等に照らして違憲だと判断し、選挙の無効を命じた判決もある。」と指摘した。
 続いて社説は、「司法は違憲審査に慎重に臨んできた。国民の代表である国会を尊重するがゆえだ。今回はそもそも国会に民意がきちんと反映されてない疑いがもたれ国会と国民の利益に対立がある。司法が踏み込んで厳しく審査するしかない。」と最高裁判決に期待を示している。
 さらに社説は、「最高裁は中選挙区制時代の76年と85年、衆院選の一票の格差に違憲判決を出した。いずれも選挙を無効とすることに伴う混乱を避け、無効までは宣言しない「事情判決」だった。
 議員の多くは、たとえ自分が選ばれた選挙の正当性が否定されても、議員の身分は奪われることはないとたかをくくっているかもしれない。しかし、85年の補足意見で、一定の期間後に選挙を無効にする可能性にも言及した。」と厳しい判決を期待している。
 最後に社説は、「違憲とされても立法府が動かないのでは、違憲審査の存在意義はなくなってしまう。」と結んでいる。
 85年の最高裁の判決の時、最高裁は「憲法の番人」ではなく、権力の番犬に成り下がった。三権分立は、ここに死んだ、と思った。
 最近、高裁の中で、違憲無効の判決を出したところがあった。このとき、違憲無効の判決を出した「高裁」が、「憲法の番人」になった。その高裁こそ、精神的・文化的・意識的に最高裁判所だ、と思った。
 社説によれば、来月にも最高裁の判決が出るとのことであるが、最高裁の「衆智・叡智」がいかがなものか?ぜひとも、国民を感動で、うならせる判決が出されることを期待したい。
 
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by sasakitosio | 2013-10-29 07:31 | 朝日新聞を読んで | Trackback