憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

薄れゆく米の影響力

 10月20日付東京新聞社説横に、「太郎の国際通信」という署名入りの囲み記事がある。筆者は、木村太郎氏、ジャーナリストだ。
 今日は、この記事に学ぶことにした。
 筆者によれば、「いわゆる「アラブの春」革命で政権に就いたモルシ大統領をクーデターで追放した軍事政権は、モルシ支持派への弾圧を続けているが、エジプトへの多額の軍事支援を続けてきた米国は支援の規模を大幅に縮小すると9日発表した。米国の対外援助法が軍事政権への支援を禁じており、この処置を通じて文民政権の樹立を促したものと思われるが、当のエジプト軍事政権には動ずる様子も見えない。
 「エジプトは、内政にかかわるいかなる外圧も排除する。」、軍事政権のシシ国防相はヘーゲル米国防長官にこう通告したと、アラブ紙アルハヤトは報じた。
 しかし、その強気は戦車やジェット戦闘機、ミサエルなどのほか2億6000万ドル(約260億円)の現金支援を棒に振ることになる。エジプトはその穴をどう埋めるのか、人ごとながら気になった、がやはり「手を差し伸べる友人」はいるようだ。」とのこと。
 さらに筆者によれば、「エジプトの軍部に近いエルワタン紙は12日軍関係の消息筋を引用して「エジプトは近く米国以外の市場から兵器を購入する計画を発表する」と伝えた。また同紙は、その供給先としてロシア中国をあげ、エジプト国防省はクーデター直後からロシアと協議に入っていたという消息筋の情報も伝えている。
 問題は、その購入資金だが、エジプトはサウジアラビアなど湾岸諸国から総額120億ドル(1兆2000億円)の援助を取り付けており、米国の資金援助は「ピーナツ(はした金)だ」(サウジアラビア外交関係者)とかで、支障はないらしい。」とのこと。
 最後に筆者は、「オバマ政権としては民主主義や人権などの大原則を守っての決定だろうが、その結果はアラブの大国を離反させることになり、ひいてはイスラエルとの対立も再燃させ中東和平にも悪影響を及ぼすことにもなりかねない。」と危惧している。
また、筆者は、アラブ世界にある格言を二つ紹介している。
 ひとつは、「あなたに手を差し伸べ、良きことをしてくれる人のいる場所の座れ、あなたを足から引きずってゆこうとする人のいる場所に座るな」
 もう一つは、「一夜の無政府状態より、百年間のスルタン(皇帝)の圧政のほうがましだ」
 水穂の国、みどりも水も豊かで、四季があり情緒豊かな文化があり、お互い様、袖擦り合うも多生の縁、義理と人情で暮らしている、私には、理解しがたい「格言」だ。
また、筆者の指摘のように、アメリカの影響力が薄れゆくと言っても、落ち目のアメリカを見限れるか、日本の指導者にそんな度胸はあるまい。がしかし、そろそろポチや番犬を卒業して、対等に付き合いたいものだ。ためには、少なくとも、日米地位協定は日本の主権を認めたものにしたいものだ。
[PR]
トラックバックURL : http://sasakitosi.exblog.jp/tb/19868873
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
by sasakitosio | 2013-10-24 07:17 | 東京新聞を読んで | Trackback