憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

だまされたがる人々

 10月13日付東京新聞朝刊29面に、「本音のコラム」という、署名入りの囲み記事がある。筆者は、北海道大学教授山口二郎氏だ。
 筆者は、「最近の各紙の世論調査を見ると、人々はむしろ積極的に、あるいは諦めからか、為政者にだまされたがっているようである。」と、切り出した。
 つづけて筆者は、「多数派の人々は、福島第一原発の汚染水が制御不能の状態にあることも、、消費税と経済対策のセットが普通人の雇用や生活の改善につながらないことも、分かっている。つまり、首相が嘘をついていることを知っているのである。しかし、内閣支持率は依然として高止まりしている。」と、不思議を指摘した。
 さらに筆者は、「民主政治では、為政者が嘘をついたり、国民に害を及ぼす失敗を隠蔽すれば、国民の側が為政者をとがめるはずだという前提が存在する。このコラムでも、識者がリレー形式で政治や行政の虚偽を批判している。特報面全体も、批判精神全開で頑張っている。しかし、肝心の国民が、世の中こんなものだと現状を受け入れていては、言論は無意味となる。」と、難しさを指摘した。
 最後に筆者は、「ひょっとすると、東京オリンピックまで、こんな状態が続くのかもしれない そうなると、本紙も寄稿する我々も、長期戦を強いられる。歴史を振り返れば、人間は為政者の虚偽に必ず反旗を翻すときがくる。。ぬかにクギを打ち続ける苦痛に耐えることが、社会に対して言葉を伝える者の義務となる。」と締めくくった。
 筆者はじめ、このコラムの執筆者には、読むたびに、敬意を表している。
 こちら特報部も、いつも、目からうろこの毎回だ。
 筆者に、ぬかにクギを打ち続ける、忍耐を強いるのは、勿体ない気がする。ならば、どうするか。
 東京新聞の読者拡大と読者サービスを兼ねて、関東の各都市で、こちら特報部の「記者」・「コラム二スト」らによる講演会を開催してはどうか。
 いつかの「筆洗い」で、記者は10聞いて1書く、と見たことがある。 私も、そんなライターのライブを是非聞きたい。
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by sasakitosio | 2013-10-18 07:33 | 東京新聞を読んで | Trackback