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by sasakitosio

民主代表質問 「原発」なぜ問い詰めぬ

 10月17日付東京新聞社説に、「民主代表質問 「原発」なぜ問い詰めぬ 」の見出しで、原発問題にかんする民主党の対応についての記事が載った。 
 今日は、この社説で勉強することにした。
 社説は、「原発稼働の継続は、もう既定の路線と考えているのだろうか。きのうの民主党による代表質問を聞いて、再び耳を疑った。
 海江田代表の質問に、原発の存廃に関する言及が全くなかったのだ。」と切り出した。  
 つづけて社説は、「民主党は昨年12月の衆院選、今年7月の参院選の公約で「30年代に原発稼働ゼロを可能とするよう、あらゆる政策資源を投入」することを掲げた。
 政権時代に東京電力福島第一原発事故が起きた反省からは当然の対応だろう。公約は国民との契約だ。野党に転落したとはいえ、実現に努力するのは当然である 
 しかし、選挙で公約しながら、その公約に反する政策を進めようとする政権与党を国会で追及しないとしたら、裏切りだ。
  ――――中略――――――
 代表質問という貴重な機会を政権追求に生かさない緊張感のない対応を続けていては、政権復帰など望むべくもない。」と厳しく、暖かく、指摘した。
 さらに社説は、「原発稼働継続を既定路線と考えるのは早計だろう。その是非は今も、賛否入り乱れる大きな争点だからだ。
 例えば、小泉純一郎元首相は脱原発路線に転換するよう、安倍首相らに政治決断を促している。事故の補償や廃炉・除染費用を含めれば原発の発電コストはより高くなることや、核のゴミ(放射性廃棄物)の最終処分場の困難さがその理由だ。
 それらは原発・エネルギー政策の根幹にかかわる重要な論点でもある。首相経験者の小泉氏が脱原発路線に転換した今こそ、安倍首相をただす好機ではないか。」と民主党を叱咤激励し、「振り返れば、原発政策をめぐる民主党の代表質問には不可解なことが多い。今年3月には当時の大畠章宏代表代行が質問に立ったが、原発・エネルギー政策に全く言及しなかった。党内の原発容認派への配慮もあったのだろうが、公約は公約である。」と苦言を呈している。
 普通の人の率直な感覚からすると、社説の指摘、叱咤激励、苦言は当然すぎるほど当然の、結論だ。
 では、なぜ、社説の主張通りに、民主党が「公約を公約」として、淡々と、普通に、実行できないのか。そこを、マスコミは、総力を挙げて調査し、国民の前に明らかにできないものか。
 私的には、若杉冽著「原発ホワイトアウト」(講談社)中、「第4章 落選議員回り」を読んで、議員の気持ち・行動パターンが、涙が出るほど、よく分かった。原発政策の現状に、不思議を感じる人は、ぜひ「原発ホワイトアウト」を読まれることをお勧めしたい。
 頭も心も、すっきりすること、請け合いです。ただし、これは個人の感想で、本の効き目を保証するものではありません。
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by sasakitosio | 2013-10-17 20:45 | 東京新聞を読んで | Trackback