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by sasakitosio

なぜ「脱原発」踏み出せない

 10月9日東京新聞10面に、犠牲の灯り第七部「自由へのゼロ」番外編で、「斎藤環・筑波大教授に聞く」という記事が大きく載った。
 見出しをみると、編集者の気持ちが伝わってくる。
 「なぜ 、「脱原発」踏み出せない」、
 「日本人の精神性一因」、
 「組織優先個人は後  空気は逆らえない」の見出し。
 「フクシマ後 欧米の潮流反転 廃炉、閉鎖が加速」。
>>>>原発に頼ってしまう日本人特有の精神構造があるのか、の問いに。
 教授は、「危険であるがゆえの魅力みたいなもの。その魅力を手放しで肯定していた時代は終わりつつあるが、原発推進派の一部では原子力万能感のようなものが依然くすぶっている。
>>>>なぜ国は原子力政策を転換できないか、の問いに。
教授は、「投資してしまったものは最後までやり通さなければならない、という思考が働きやすい。、、、その場がどう見られているか、どう影響を及ぼしているかより。内輪の序列や論理を大事に考えてしまう。引き返させようとすれば、一から空気を作り直さなければならないぐらい大変。
 >>>>引くに引けない公図は戦時中の日本と似ている。との問いに。
 教授は、「組織が優先され、個人を大事にしないというところに帰結するのだが、その場の空気に逆らえないというのが大きい。」
>>>>原発再稼働に前向きな自民党が今夏の参院選でも国民の支持を集めた。の問いに。
 教授は、「国民は心情的に引き裂かれていたのではないか。大多数は脱原発を志向しているとおもうし、「2030年代に原発ゼロを目指す」民主党政権の方針はかなり支持されていた。一方で、もっと景気を浮上させてほしいという願いがあって、目先の景気と30年代の脱原発を比べた結果、景気を取ったのではないかと思う。」
>>>>脱原発の実現に何が必要か。の問いに。
 教授は、「僕らの立場でできることは、違和感を表明し続けることかな。誹謗中傷ではなく、理性的な違和感の表明。ツイッター(簡易投稿サイト)をやったり電子メールを受けつけたりしている首長も多いから、直接意思表示することもできる。」
 最後に教授は、「けんかをして、すっきりしていても、原発は終わらない。すっきりしない感情をどう持ちこたえるか、成熟度が問われる。白か黒かはっきりさせる気合だけでは、現実が宙づりになるだけだ。」と結んでいる。
 よんで、まず、旅人のコートを脱がせる、北風と太陽の物語を思い出した。ついで、精神社会保健学の教授に、為政者の「原発事故」対する、無責任さは、何処からきて、どうしたら直せるのか、聞きたくなった。為政者の「原発事故に対する無責任」を直す、貼りぐすり、飲みぐすり、カウンセリングを発明・発見したら、ノーベル賞ものだ。
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by sasakitosio | 2013-10-12 09:51 | 東京新聞を読んで | Trackback