憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

辞典が必要

 10月9日付東京新聞朝刊29面に、「本音のコラム」という署名入り囲み記事がある。筆者は、文芸評論家斎藤美奈子氏だ。
 筆者は、「政治家の言葉はもともとウソとゴマカシの宝庫だったが、安倍政権が打ち出す日本語の数々を見ていると、この政権専用の「辞典」が必要なのではと思えてくる。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「福島の汚染水を指して首相は「コントロールされている」は事実上「制御不可能」の意味だった。「世界一ビジネスのしやすい環境」とは「労働者と消費者を世界一食い物にしやすい環境」に思えるし、成長戦略の一環と称する「女性が輝く未来」も「女性を使い倒す未来」といった方が分かりやすい。
 「雇用特区」には「解雇特区」という別称が与えられたが「特区」というのがインチキくさい。法律が及ばない無法地帯のこと?山口二郎さんは「番外地」と呼べと提唱した。その伝でいけば「雇用特区=首切り番外地」ですかね。」と、実に手厳しい、指摘をした。
 さらに筆者は、「この種の辞典の先駆者はピアス「悪魔の辞典」である。、、、、、日本語版のトップは「愛国者」で「部分の利害のほうが全体のそれよりも大事だと考えているらしい人。政治家に手もなく騙されるお人よし」。「平和」は「国際関係において、二つの戦争の時期の間に介在する騙し合いの時期」(西川政身訳・岩波文庫)である。
 「積極的平和主義」はなんだろう。積極的に平和を放棄する主義?それとも追従的覇権主義?」と締めくくった。
 実に、面白い、ユーモアがある。
 「世界一ビジネスをしやすい環境」、「雇用特区」等については、筆者の銘銘、別称は、ピッタシカンカンだと思います。
 「積極的平和主義」の別称候補に、「消極的戦争主義」も加えられないものか。
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by sasakitosio | 2013-10-12 09:39 | 東京新聞を読んで | Trackback