憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

実話か予言か

 10月2日付東京新聞27面に、「本音のコラム」という署名入り囲み記事がある。筆者は文芸評論家斉藤美奈子氏だ。今日は、この記事に、学ぶことにした。
 筆者は、「若杉烈著「原発ホワイトアウト」(講談社)という小説が一部で話題になっている。物語は7月21日の参院選投開票日からはじまり、原発の再稼働をめぐる霞が関や永田町や電力会社の動きを追うのだが、あまりにリアルで背筋が凍る。」と、言っている。
 続けて筆者は、「たとえば原子力規制庁の審議官が「あのくそまじめな委員長」を評していう。「一度は独立行政法人原子力サイクル研究所の長にまでなった男だよ。機を見るに敏・・風は読むよ」。資源エネルギー庁の次長は金曜デモを見て考える。「大衆は常に愚かで、そして暇だ」。彼らが手を焼いているのが新潟県の伊豆田知事である。「どうやって、この知事に毒をもるか」。やがて知事にも魔の手が伸び、事態は最悪の方向にに転がって、ついにその年の大みそか・・・」と、リアルな部分をピックアップして見せる。
 さらに筆者は、「発売は9月11日、新潟県の泉田裕彦知事が柏崎刈羽原発の安全申請を承認した26日の背景が、あらためて気になることしきり。と同時に本書で再認識したことがある。新潟県や福井県など日本海側の冬のリスクについてである。原発で何かがあった場合、雪で避難が滞ることは十分ありうる。」と指摘し、「26日の背景」に関心をよせている。
 いつもながら、切り口が、面白い。早速「原発ホワイトアウト」を買って読むことにした。筆者が言うように、この手の「小説」も、秘密保護法案が通ると、規制がかかるかもしれない。
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by sasakitosio | 2013-10-05 05:50 | 東京新聞を読んで | Trackback