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by sasakitosio

「建国の父」生誕120年 習体制揺さぶる毛沢東の亡霊

 9月30日付朝日新聞社説下に、「風」という、署名入りの囲み記事がある。筆者は、中国総局長古谷浩一氏だ。今日はこの記事を勉強することにした。
 筆者は、「毛沢東が象徴するのは、みんなが貧しかった社会主義計画経済の時代。深刻な貧富の差に不満を持つ人々は、その平等さを懐かしむ。今年12月には生誕120年も巡ってくる。今、この国の抱える問題を端的に表すキーワードは「毛沢東」である。」と指摘した。
 さらに筆者は、「薄熙来事件の公判では、裁判所前に毛沢東の肖像を持った支持者が現われた。強引な財政投入で貧困対策に取り組んだ元重慶市書記の薄熙来が掲げたのが、毛路線への回帰だった。その失脚は、党内の路線対立を表面化させ、権力闘争に火をつけた。」と指摘した。
 つづけて、筆者は、「北京航空航天大学の韓徳強研究員(46)は、薄熙来書記への支持を訴え、募金運動を呼びかけている。「党は人民のためでなく、人民元のために奉仕している。と大衆は感じている。このままでは危ない」。格差是正のため毛主席のような強力な指導者が必要だと主張する。一方、著名な経済学者、茅于軾氏(84)はこうした毛崇拝の広がりを懸念する。「毛沢東は人権を犠牲にし、貧富の平等さを求めた。最も重要なのは人権のはずだ」。多数の死者を出した大躍進運動や文化大革命を繰り返してはならないと訴えた。」と、両論を紹介した。
 最後に筆者は、「党内の対立を反映するかのように、10月に行われるとみられた党中央委員会第三回全体会議(三中全会)は11月にずれ込んだ。政治的に毛支持者に配慮しつつ、経済面では改革開放を推し進める矛盾。その先にある社会は何か。建国の父、毛主席は亡霊のように、習体制を揺さぶっている、」と指摘した。
 現在の中国の、悩みを、少し理解できた。また、共産党一党独裁で、資本主義を進めるという「矛盾」の先に、ある社会は何か、それを早く見たい。
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by sasakitosio | 2013-10-03 20:09 | 朝日新聞を読んで | Trackback