憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

国境を超える市民連帯

 9月24日付東京新聞朝刊11面に、「メディア観望」という署名入り囲み記事がある。筆者は、編集委員の土田修氏だ。今日はこの記事に学ぶことにした。
 筆者は、「先月、台湾北部の基隆を訪れた。台北の東30キロ、首都の玄関といわれる港町は国内外の観光客で賑わっていた。だが、この付近は、”原発銀座”として知られる。中でも完成間近の第四発電所(核四、135万キロワット級二基)は日立製作所と東芝が原子炉を、三菱重工がタービンを製造しており、地元では「日の丸原発」と呼ばれている。」、「核四建設は米GEが受注したが、実際の製造は日本企業に丸投げした。スリーマイル島事故以降、採算の合わない原子炉部門は閉鎖され、日本企業に頼らざるを得なくなっていたからだ。」、と指摘。
 そして、筆者は、「福島第一原発事故によって核四建設に待ったがかかった。首都から目と鼻の先にある原発の安全性に疑問符が付き、大規模な反対運動が起きた。現在核四建設の是非を問う住民投票について与野党の攻防が続いているが、核脱(脱原発)を求める市民の声は高まる一方だ。」、と指摘。
 さらに筆者は、「今月末、台湾と韓国の市民活動家が来日し、日本の原発立地住民らと交流する。東京の市民団体「NNAA-J(アジア非核行動ジャパン)が呼び掛けた。」、「十一月にはNNAAーJなどが結成した「原発メーカー訴訟」の会が原子炉建設メーカー三社に損害賠償を求める訴訟を起こす。メイカーに対する免責条項を定めた原子力損害賠償法を違憲とし、製造者責任を明らかにするのが目的だ。この訴訟には世界中の市民が原告に名乗りを上げた。十月末に釜山で約170か国5千人が参加して開催される「世界教会協議会(WCC)」総会で、核四廃炉や原発メーカー訴訟への賛同アピールが出される。」と、東アジアでの国境を越えた「連帯」が生まれていることを教えている。
 最後に筆者は、「世界の目は常に福島に向けられている。「風刺」に噛みつき、「嘘」を糊塗する政治は国際的に孤立するしかない。一方、国際的な市民運動は国境を超えることが可能だ。」、「メディアは内向きな政治に変革を求め、東アジア市民連帯の胎動にもっと目を向けるべきだ。」と結んでいる。
 読んで、大変勉強になった。
 地球規模の事件が起きているのに、内向きの「議論」だけしている「政治、経済、労働等」は、世界的な市民運動で変えていくしかないし、できるかもしれないと思った。
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by sasakitosio | 2013-09-27 08:12 | 東京新聞を読んで | Trackback