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by sasakitosio

リーマン・ショック5年 最後のキーワードは「是正」

 9月21日朝日新聞朝刊17目面下に、「ジャン・ピサニフェリー教授のコラム@パリ」という署名入り囲み記事がある(論説記事を配信するプロジェクト・シンジケート経由で寄稿、抄訳)。筆者は、パリ大学第九大学(ドフィーヌ)経済学教授。仏首相の諮問機関である経済分析審議会メンバー。
 今日は、この記事に学ぶ事にした。
 筆者は、「米国の投資銀行リーマン・ブラザーズの破綻が金融の大混乱や大不況を引き起こして5年過ぎた。混乱はまだ収まって居ないが、これまでの教訓と残された課題を三つのキーワードにまとめた。
 まず浮かぶキーワードは、「回復力」。二つ目のキーワードは「加速」。最後のキーワードは「是正」、」という。
 筆者は、「「「回復力」について。08年以降、世界生産は15%増え、貿易量は12%&以上拡大した。、、、、回復の背景には、主要20か国・地域(G20)による時宜を得た対応もあった。09年、新興国と途上国は初めて協調して、金融緩和による景気刺激策を実施した。先進国とともに、保護主義に対抗することを約束した。世界経済のエンジンはもはや一つではなくなった。」と指摘した。
 筆者は、「二つ目のキーワード「加速」について。基本的統計によれば、07年にはG20の国内総生産(GDP)全体のほぼ4分3を先進国が占めたが、12年、その割合は63%に減った。成長速度の違いと原料価格の高騰とあいまって、世界の所得分配に大きな変化がもたらされた。さらに、全ての先進国で国家財政が急速に、悪化した。10年前途上国を苦しめる病とみられていた政府債務危機は、いまや先進国の病となった。国際通貨基金(IMF)によれば、12年末時点での公的債務のGDPに対する平均比率は、先進国110%。新興国はわずか35%、低所得国は42%である。」と指摘した。
 筆者は、「最後のキーワードである「是正」について。グローバル化の第一段階は、米国の消費者と中国の生産者を中心につくられた。次の段階は、世界中の消費者と生産者を軸として築かれるべきだ。ブルッキングス研究所のホミ・カラス氏とジェフリー・ガーツ氏の推定によれば、1日の支出額が10ドル以上100ドル未満の人は03年より7億人多くなった。そして、両氏が「世界の中産階級」と呼ぶ人たちは今後10年で新たに13億人増えるという。新興国と途上国の双方で、消費主導型の成長に向けた是正がぐっと進む可能性ははっきりしている。
 グローバル化のこの新しい段階は世界経済に大きな利益をもたらすだろう。、、、、、、、、、、  
 途上国の家計がもっと豊かになり、先進国の生産の機会もいっそう膨らむ状態が到来するだろう。、、、、、
 グローバル化の新局面への移行はまだまだ途上であり、新興国家での最近の為替相場の混乱は、移行期は不安定になりがちなことを示している。世界経済が08年以降に見せた回復は喜んでいいし、経済や財政面で国際バランスの変化の加速については熟考せねばならない。だが、質の面でも量の面でも需要の是正を続けようとすることは、大きな課題のまま残されている。」と指摘した。
 読んで、大変勉強になった。グローバル化の経済面での、近い過去と近い将来の軌跡を、見せて頂いたような気がします。ただ、グローバル化は、経済面だけでなく、文化・社会・人間性も、グローバル化を余儀なくされと思いました。自分の文化力、自分の人間力を、残された時間で、自分で磨くことにしよう。、















 
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by sasakitosio | 2013-09-24 20:40 | 朝日新聞を読んで | Trackback