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憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

いじめ自殺 事実調査の指針づくり急げ

 9月20日付朝日新聞社説下に、「記者有論」という署名いりの囲み記事がある。筆者は、編集委員の氏岡真弓氏だ。 今日はこれを勉強することにする。
 筆者によれば「「28日施行の「いじめ防止対策推進法」には、調査組織を設け、家族に情報提供することが盛り込まれている。文部科学省は有識者を集めて、運用の基本方針を検討中だ。」、「学校や教委が遺族の求めに応じないのはなぜか。取材した校長や教委はいう。「いじめた側の立場もある」「周りの子が動揺する」。そして、「訴訟になるかもしれず責任を認めるのは慎重になる」」、「遺族が望むのが、研究者や弁護士による調査委員会だが、形だけのものが目立つ。」、「大津市は中2生のいじめ事件で第三者委を設けた。遺族推薦の委員が半数を占め、段ボール何箱もの書類を読み、報告書を公開した。」、とのこと。
 筆者は、「事実と向き合う調査のガイドラインをつくることで法に命を吹き込み、新たな出発点としたい」、「どんな指針が必要か。ポイントは遺族らが文科省に提出した陳情書の中にある。なくなった直後に教委や学校が行う調査では、「いじめかどうか」などの評価挟まずに、事実確認を<子ども全員へのアンケートを3日以内に実施し、遺族に伝えて><第三者委などがいじめとしの関係を詳しく探る調査では、利害関係のある人を委員から除き、人選や運営で遺族の意向に配慮を><学校や教委が必ず調査委に資料を提供するように>----いずれも生かしたい。」と主張している。
 教育関係者の現状理解に、大いに役立った。
 いじめは、60年前もあった。いじわるされた経験もある。相撲も強かったし、かけっこも早かったので、相手をやっつけるのは簡単だったが、後で「親」が学校に呼び出されるのが「嫌」で、耐え忍んだ。いま堂々と胸を張って、小・中の同級会に出席できる。小・中・高・大のすべてにおいて学生時代に自殺した人は一人もいない。古き良き時代だったか?
 いじめのないエリア、いじめに負けないエリア、人間として相互に「尊敬・感謝」できるエリア、人間の優しさが「評価」されるエリアを、まず自分の周りから、そんな空間をを広げていくよう心がけましよう。
by sasakitosio | 2013-09-24 17:15 | 朝日新聞を読んで | Trackback