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憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

安倍首相の平和外交

 9月20日付東京新聞27面こちら特報部に、「本音のコラム}という署名入り囲み記事がある。筆者は、作家・元外務省主任分析官佐藤優氏だ。今日は、この記事で勉強することにする。
 筆者は、「スイスのジュネーブで十四日、米国とロシアがシリアの化学兵器を国際管理下に置く仕組みについて合意した。これで米国によるシリアに対する一方的攻撃は当面回避される。」、「今回、米国はシリアに対して化学兵器をの使用がレッドラインであると警告した。8月21日、シリアの首都ダマスカス近郊で化学兵器(報道によればサリン)が使用され多数の死傷者が発生した。米国はシリア政府軍が化学兵器を使用したと断定し、空爆を行おうとしたが、国際的反発を懸念して、妥協した。」「安倍首相はオバマ大統領から米国のシリア攻撃を支持するように要請されたが言質を与えなかった。また、10日午後の電話会談で安倍首相はプーチン露大統領にシリアの化学兵器を国際管理下に置くロシア提案を支持した。安倍首相の平和外交がジュネーブ合意を後押しした。」、と言っている。
 イギリスの首相が、議会に反対され、明確に「空爆」に反対し、オバマ大統領が「空爆」の同意を議会に求め、受け入れられなかったこと、アメリカの世論が「空爆」反対60%もあるとかの、報道は日本のマスコミに見られた。しかし、寡聞にして、安倍首相の活躍ぶりは、目に、耳に、できなかったことは極めて、残念でした。
 「言質」を与えなかったこと、ロシアの提案を支持したことによって、「米軍のシリア空爆」が 回避されたとなれば、それは、オリンピック誘致異常に「ビッグニュース」「日本外交の快挙」ではありませんか?
 アメリカのポチなどと、日本外交を揶揄した人がいましたが、この「本音のコラム」を読んだ後の感想を聞きたいと、思った。
by sasakitosio | 2013-09-22 10:57 | 東京新聞を読んで | Trackback