憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

軍事国家への入り口だ 秘密保護法案

 9月13日付東京新聞社説に、「軍事国家の入り口だ 秘密保護法案 」との見出しが載った。今回は、この社説で、勉強させてもらう。
 社説は、「自由や人権などよりも、国の安全保障が最優先されるという思想が根底にあるのだろう。政府が公表した秘密保護法の概要を見ると、そんな印象を強く持つ。かって、検討された法制と異なるのは、特段の秘匿が必要な情報である「特定の秘密」の事項だ。①防衛②外交ーは同じだが、「公共の安全及び秩序の維持」の事項を③安全脅威活動の防止④テロ活動の防止ーと改めた。
 それでも、問題点は山積みだ。まず、特定秘密の指定範囲である。行政機関の「長」が別表で指定するが、中身があまりにも漠然としている。」と危うさを指摘した。
 次いで社説は、「憲法は国民主権の原理を持つ。国政について国民が目隠しをされれば、主権者としての判断ができない。秘密保護法案は、この原理に違背するといえよう。」と、根源的な指摘をした。
 さらに社説は、「驚くのは、特定機密を漏らした場合、最高で懲役十年の重罰を科すことだ。現在の国家公務員法では最高に一年、自衛隊法で五年だ。、、、、、、重罰規定は公務員への威嚇効果を狙ったものだろう。」と指摘した。
 さらに社説は、「そもそも、誰が特定機密の取扱者であるか明らかにされていない。何が秘密かも秘密である。、、、、しかも、国会の委員会などで公開されない秘密情報も対象となる。つまり、国会議員が秘書や政党に情報を漏らしても罪を問われる可能性がある。これでは重要政策について国会も追及できない。国権の最高機関である国会をないがしろにするも同然だ。」と、問題点を指摘した。
 最後に社説は、「新法の概要に対する意見募集も約2週間に過ぎず、周知徹底されているとはいえない。政府の対応は不誠実である。、、、、、秘密保護法案はその政治的文脈の上で、軍事国家化への布石となる。法案に反対する。」と沢山の懸念を示し、反対の結論を明確にした。
 社説を読んで、考えさせられたことがある。
 まず、人を拘束・刑罰を科すのには構成要件があまりにも曖昧すぎるという点で、、「秘密保護法案」は戦前の「治安維持法」に似ているのではないでしょうか?
 次に、現行の法律のほかに、重罰、処罰対象の行為の範囲があいまいな法律を作って、国民の目の届かないところで、政府・政権は、何をしようというのでしょうか?
 東京新聞社説の指摘のように、「秘密保護法案は、その政治文脈の上で、軍事国家化の布石となる」のは絶対反対です。遂行する人たちには、税金で「飯」を食うのを、一日も早く、やめてもらいましょう。
 










 

 
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by sasakitosio | 2013-09-16 08:12 | 東京新聞を読んで | Trackback