憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

戦略特区と例外権力

 8月29日付東京新聞朝刊27面に、「本音のコラム」という署名入りの囲み記事がある。筆者は、法政大学教授竹田茂夫氏だ。筆者によれば、「成長戦略の要は戦略特区になるという。「世界で一番ビジネスをしやすい環境」というのは耳に快いが、特区は強烈な毒を含む政策なのだ。」とのこと。また、筆者は、「市場原理の席巻する現代の例外権力は、特区で税や労働、環境の国内法停止し外国企業を誘致する。、、、、現代の特区のモデルは、先端企業を呼び寄せ世界の特区を目指すシンガポールである。安全な社会、高い所得のこの都市国家には裏面がある。差別と格差と抑圧だ。専門家は厚遇されるが出稼ぎ労働者は差別される。所得格差は香港に次いで世界第二位だ。昨年のバス運転手のスト処分で分かったように、出稼ぎ労働者が少しでも不平を漏らせば直ちに逮捕や本国送還の憂き目にあう。」と教えてくれた。
 最後に筆者は、「日本の特区の詳細は今後明らかになるはずだが、特区における労働の規制緩和や環太平洋連携協定のISDS条項(投資家国家紛争解決条項)なども、例外権力の行使、裏口からの法制度停止ではないか。」と疑念を隠さない。筆者の「筆の切れ味」には、感心しながら、いくつか考えさせられた。
 立憲国家で、「憲法」をかいくぐり、法治国家で「法」をかいくぐる、これは魔法だ、マジックだ。
 しかも、人類の歴史で磨かれてきた、基本的人権(労働者の権利等)の規制、や環境保全の法に例外を設けた「地域」が、同じ国内に存在していいのだろうか?「特区」は労働者の幸せのため、より良い環境づくりのための「特区」でなければ、現在の日本には「不要」なのではないでしょうか?
 国民・人類を、世界一幸せにする「特区」を目指せないものでしょうか?
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by sasakitosio | 2013-08-31 16:09 | 東京新聞を読んで | Trackback