憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

言論封殺か!、4人で囲み女性に詰問?

 7月14日付け東京新聞24面、こちら特報部、ニュースの追跡の見出しをみて驚いた。
 「参院選演説で聴衆のボード没収」、「首相の考え聞けないの?」「総理、質問です、原発廃炉に、賛成?、反対?」「4人で囲み女性に詰問、、逮捕されるかと思った」等の見出しだ。
 記事によると、事件が起きたのは、参院選公示日の4日、JRの福島駅前で行われた安倍首相の第一声の場とのこと。演説開始前に、ボード(A3サイズ)「総理、質問です。原発廃炉に、賛成?、反対?」を持った「一人の女性」を男性4人が取り囲んだとのこと。
 一人は「警察のものですが」となのり、自民党のスタッフの名刺を出した男性はボードを「一時預かる」と持ち去ったとのこと。
 「連絡先をしつこく聞かれ本当に怖かった。逮捕されるのではと思うくらいだった」と女性は振り返っているとのこと。また、ボードは1週間後の11日に、教えてもいないはずの女性の勤務先宛に、郵送で返却されてきたとのこと。
 その時の、様子の一部が移っている、動画がアップされると、「言論の封殺ではないか」などと批判が噴出しているとのこと。
 これを「スクープ?」した東京新聞の記者に感謝。この記事を読んで、感がえさせられ事がいくつかあった。
 まず第一は、マスコミの対応です。他の新聞テレビは、これからどのように扱うか。それによって、各マスコミ機関の、対権力・支配者に対する姿勢、言論の自由を護る気力、被支配者の視点の多少・有無、等々が大衆の前「曝される」と思いました。
 第二に、被害者の周りにいた人々は、どのように思い、対応を取ったのかです。周りの人の「憲法力」が文字通り試された場面だと思います。憲法には、表現の自由、不法に逮捕監禁押収されない権利が、国民に保障されているのですから。他人の人権を侵す側が一番悪い、特に権力者側が侵す場合は、憲法違反、国家賠償もんだと思いますが?
 最期に、なぜ、こんなことが起きたのだろうか?圧倒的な権力が存在するとき、多くの人は「権力の意向」を慮り、権力側が期待している以上に「権力に追従」する人が発生するものですが。戦前はよくあった話です。
 立憲民主主義のわが日本で、宗教的独裁国家、共産主義的独裁国家のような現象が起きるのは、本来、人間一人一人は、精神的に弱い動物だからなのでしょうか?
 そんな弱い一人一人の国民に「自己主張の勇気」と「同じような仲間がいるという自信・安心」を持たせてくれるのが「マスコミ」ではないだろうか。マスコミの勇気、それを支える国民の見識、ともに自由で民主的で豊かな「日本」のために必要不可欠な気がしてなりません。


 
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by sasakitosio | 2013-07-14 17:20 | 東京新聞を読んで | Trackback