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by sasakitosio

「金融政策」~高橋財政からの教訓

 7月12日付け朝日新聞社説で、日銀の政策決定会合での「景気は緩やかに回復しつつある」と判断したことを素材に、主張が載った。社説は「金融政策~高橋財政からの教訓」との見出しで始まる。高橋財政とは、世界恐慌時の蔵相高橋是清の取った財政・経済政策のこと。当時、財政拡大に伴う大量の国債を日銀が引き受け、金融緩和で世の中に出回るお金を増やし、金利を下げ、円安を導いた。その結果景気回復には成功したものの、財政支出に歯止めがかからず、悪性インフレにつながった。日銀が国債を抱え込みすぎると、金融政策ががんじがらめなって破綻にいたる。社説は、これが高橋財政の教訓ではないかとして、黒田財政とは入口が違うだけではないかと、鋭くかなり説得力のある指摘をしている。
 高橋財政を始める際、国会審議では第一次大戦後に独仏」で起きた悪性インフレの二の舞になるのでは、と懸念の声が上がったが、「景気のため」という空気が強く、議論は深まらなかったとのこと。
 社説は、「参院選は景気が争点という割に、論戦が深まらない。何やら80年前の風景と重ならないか。」と警鐘を発している。ならば、アベノミクスの出口には、どんなドラマが用意されているのだろうか?
 国民多数にとって、喜劇?悲劇?サスペンス劇場?、ホラー劇場?。朝日の社説は、どのように考えているのか、是非とも知りたいところです。
 私には、高橋財政の結末は、一幕は高橋蔵相の暗殺、二幕は日米開戦・敗戦、三幕はハイパーインフレで終わったような気がしますが。
 
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by sasakitosio | 2013-07-13 10:30 | 朝日新聞を読んで | Trackback