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by sasakitosio

核の「証言者たち」-戦前~冷戦期

 6月12日付け東京新聞朝刊14面・19面に、核について戦前から冷戦期までの、「証言者たち」の大特集を読んだ。
 なかで、「被爆国・日本がなぜ原子力推進を国策として掲げ、世界有数の原発大国となったのか?福島第一原発事故後に誰もが感じた、その根源的な謎に迫ろうと、戦前から東西冷戦が終結する1989年までの原子力史を検証した「日米同盟と原発」。
 そして、「ほぼ一年にわたる関係者数百人への取材と、膨大な米外交文書などから浮かび上がったのは、日本の原発が戦後政治の基軸だった日米関係と密接に結び付きながら肥大化した事実だった。」と断定し、今回のシリーズ第10回は、「主だった関係者の証言からあらためて「過去」を」振り返り、原発の「現在」、そして「未来」考える」、としている。
 この導入部分をよんだだけで、東京新聞の「組織力」・「見識」・「勇気」等、これぞマスコミの真骨頂を感じました。
 また、記事の中で「戦前の軍国主義と「原発は安全」唱えてきた原子力政策は今、だぶってみえる。(有賀究)」、「太平洋戦争の時と同じで原発事故も無責任な形で終わらせようとしている。(大石又七)」、「福島第一原発事故後の対応を見ていると、放射能の危険性を隠そうという論理は原爆も原発もおなじだ。(肥田舜太郎)」、「原爆の惨禍を世界中に広げることが日本の武器。文明に乗り遅れるというが、乗り遅れてもいいと涙ながら訴えた。(三村剛昴)」、「電力会社は原発を現代科学の粋と言っていたが、作業員の被ばく労働なしに、一日たりともうごかせない。(樋口健二」)」、「日本が核を持つことを米国は許さないので、当時も今も核武装はは現実的オプションではない。ただその可能性があるふりをする。その方法が、原子力技術をたかめることだった。(志垣民郎)」、原子力というのは、経済問題であり、政治問題であり、軍事問題であるという難しく特別な意味を持っていた。(大河原良雄)」。一人一人の「証言」が、重くかんじられた。原爆の惨禍から、いまだ抜けられていないこと、が原発事故であらためて証明されたような気がする。
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by sasakitosio | 2013-06-13 18:58 | 東京新聞を読んで | Trackback