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川内原発 九電は懸念と向き合え<なぜか?申し入れの三反園知事が大きく見え、九電社長が小さく見えた?>

 8月27日付朝日新聞社説に、鹿児島県知事が営業運転中の川内原発(鹿児島県)1.2号機をいったん停止を申し入れた記事が載った。
 今日はこの社説を学習することにした。
 まず社説は、「鹿児島県の三反園訓知事が九州電力に対し、全国の原発で唯一、営業運転中の川内原発(鹿児島県)1.2号機をいったん停止し、機器を点検しつつ自治体の避難計画への支援を強化するよう申し入れた。
 4月の熊本地震の後、住民の間で原発への不安が広がったことを受けての行動だ。
 稼働中の原発を止める権限は知事には無い。
 しかし、三反園氏は、7月の知事選で川内原発の一時停止を主張し、再稼働を認めた現職を破って当選した経緯がある。
 九電は知事が示した懸念を正面から受け止めるべきだ。」と切り出した。
 つづけて社説は、「申し入れでは、機器の点検で原子炉の圧力容器・格納容器など重点7項目を記したほか、原発周辺の活断層の調査や、県民の不信を招かないための適時かつ正確な情報発信を求めた。
 避難計画については、知事自ら原発周辺の道路や医療・福祉施設を視察した際に寄せられた声をまじえつつ、支援体制を強化するよう訴えた。
 いずれも事故を防ぎ、あるいは事故が起きた場合に被害を最小限に食い止めるために必要なことだろう。
 申し入れを受けた九電は「内容をしっかり確認したい」としつつも、原子力規制委員会の審査を経て再稼働した川内原発の安全性に問題はないとの立場だ。
 しかし、熊本地震では震度7の大地震がれんぞくして起るという想定外の事態に直した。
 それが住民の不安や知事の判断のきっかけとなったことを忘れてはなるまい。
 具体的な権限がないとはいえ、原発を抱える自治体が稼働中の原発に真っ向から異を唱えたことに、政府や電力業界は警戒を強めている。
 九電は一時停止の要求には応じず、稼働中の2基が10月と12月に相次いで迎える定期点検までは動かし続けるとの見方が有力だ。」と指摘した。
 最後に社説は、「しかし、点検後に再び再稼働させようとする際、知事が九電の対応に満足できなければ、その反対を押し切って動かすことは現実に難しかろう。九電は結局、三反園氏が今回示した課題に対し、納得できる回答を示すしかないのではないか。
 東京電力柏崎刈羽原発の再稼働に対しては、新潟県の泉田裕彦知事がかねて厳しい姿勢を取っている。
 再稼働したばかりの関西電力高浜原発(福井県)の運転を大津地裁が仮処分で差し止めたことも記憶に新しい。
 行政や司法から相次ぐ異議申し立てに対し、電力業界は誠実に向き合うのか。九電の姿勢が大きな試金石になる。」として締めくくった。
 読んで勉強になった。
 三反園訓鹿児島県知事が九州電力に対し、営業運転中の三大原発(鹿児島県)1.2号機をいったん停止を申し入れた、この意義は大きいと思った。
 原発の安全性の主たる挙証責任を「政府・電力会社にあり」とした最高裁判断は、原発再稼働にとっては超えるのが不可能に近いほど高いハードルのような気がする。
 だから、知事が示した懸念を根拠なしと、政府・九電は証明しなければならない。いままでは、安全と主張する人と、安全だと証明する人が、同じ原子力村の人だったのとは、状況が違うのだから。
 関西電力高浜原発(福井県)の運転を大津地裁が仮処分で差し止めた後の、県知事と政府・九電との「原発の安全性をめぐる対決」がはじまった。この成り行きに、全国民の関心が集まっていることは間違いない、と思った。カンバレ、県知事!!
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# by sasakitosio | 2016-08-30 07:26 | 朝日新聞を読んで | Trackback

安保法制違憲訴訟 <日本女性の凄さは、オリンピックだけじゃないねえ!!>

 8月29日付東京新聞朝刊27面に、「本音のコラム」と言う欄がある。筆者は、看護師・宮子あずさ氏だ。
 今日はこの筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「8月15日、女性106人が、憲法違反の安全保障関連法成立によって受けた精神的苦痛に対して、国に損害賠償を求める訴訟を起こした。
 訴状には、原告それぞれが受けた損害がまとめられている。戦争体験のフラッシュバック、テロなどの暴力にさらされる可能性、家父長的価値観の復古による男女平等の否定など多岐にわたる。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「私も原告のひとり。陳述書の冒頭にで、自分が受けた損害について、以下のように記述した。
 「私は幼少期より、反戦平和を強く願う母親のもとで、日本国憲法に信頼を寄せて生きて参りました。
 この違憲性が強く疑われる「安保関連法制」の施行により、私は憲法を順守しない可能性のある政府のもとで生きている事実を突きつけられ、強い衝撃を受けました。
 一言で言うなら「憲法を順守しない可能性がある政府のもとで生きる精神的苦痛」であります」と教えてくれる。
 最後に筆者は。「実際に戦争を体験した世代の言葉に比べれば、観念的と我ながら思う。
 しかし上の世代からの伝聞よりも、私自身がリアルに感じる恐ろしさを言葉にするようにしたい。
 これまで私は、少なくとも建前としては、自由と平等が重んじられる時代を生きてきた。
 その根本に憲法がある。脅かされて初めて分かった。
 憲法の無力化には断固抗したい。
 原告そして支援者の皆さん、頑張りましょう!」として締めくくった。
 読んで、驚いた。オリンピックで、日本男性に比べて日本女性の活躍に目を奪われてきたが、8月15日の女性106人による安保関連法案違憲訴訟には、驚きながら感心した。106人の陳述書を読んでみたいと思った。
 
 
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# by sasakitosio | 2016-08-30 06:53 | 東京新聞を読んで | Trackback

迫る脅威に備えるドイツ <食糧10日分、飲料水5日分の備蓄を?政府が市民防衛マニュアル????・・>

 8月28日付東京新聞社説横に、「太郎の国際通信」と言う欄がある。筆者は、ジャーナリスト・木村太郎氏だ。今日はこの筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「ドイツ政府はテロ攻撃は避けられないと見ているのだろうか。国民にいってみれば臨戦態勢に入るよう呼びかけることにしたようだ。
 21日のドイツの有力紙フランクフルター・アルゲマイネ紙日曜版は、ドイツ政府が非常時に備えて各家庭に食料などの備蓄を呼びかけることにしたと報じた。
 ドイツでは先月18日に列車内でアフガニスタン人の移民少年がおのやナイフで乗客を襲ったり、22日ミュンヘンのショッピングセンターでイラン系の男が銃を乱射して9人が殺害される事件が起こり、さらに大規模なテロ攻撃に対する危機感が高まっているという。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「そこで、ドイツ政府はそのような危機にあたってのマニュアル「市民防衛の考え方」を作成中で、近日中に閣議決定を経て発表する予定だとフランクフルター・アルゲマインネ紙は伝えている。
 「我々の存在を脅かすようなことが将来発生するのを否定できない状況の中で、国民は適切に対応することが求められる」
 マニュアルはドイツを襲う危機には具体的には示していないが、その危機に備えて各家庭は10日分の食料と一人一日2リットルの飲料水を5日文備蓄するとともに、医薬品も備え戸締りをしっかりして警備システムを導入することも進めている。
 ドイツで、政府が国民に対してこのような準備と心構えを求めるのは冷戦以来のことだという。
 一方、ドイツの右派政党「ドイツのための選択肢」(AFD)のフラウケ・ペトリ党首は、20日フランケ・メディアグループによるインタビューの中で次のように発言をした。
 「国民の多くが身に危険が迫っていると感じるようになってきました。一般市民も彼ら自身とその家族、友人たちを守る手段を与えられるべきです」」と教えてくれる。
 最後に筆者は、「ドイツでは一般市民の銃器の所有は厳しく制限されているが、ペトリ党首は銃や自衛のための手段の保有を自由化すべきだと言ったのだ。」と教えてくれる。
 つづけて筆者は、「こうした危機感の高まりは、警備当局や右派勢力だけのものではないようだ。
 最近、ドイツの代表的週刊紙「デア・シュピーゲル」のネット版に「この世の終わりか、危機とショックそしてテロの恐れ」と言う見出しの論評記事があった。
 「世界は狂気に陥ったのか?最近多くの人々の脳裏に去来する問題だ。世界は時代にそぐわなくなり、数多くの危機が次々とわれわれに襲い掛かってくる・・・」
 「この世の終わり」はともかく、ドイツ社会の成り立ちを危うくするようなテロの脅威が迫っていると危機感を抱いているようだ。」として締めくくった。
 読んで驚いた。
 昨年の年末から今年の年始にかけて、ベルリン市内を歩き回った。市内は至って平穏で、夜の街中でも、カウントダウンのブランデンブルグ門前広場での雑踏の中にも、難民らしき姿や集団は見かけなかった。
 帰国してから、ドイツの他の街で、難民の集団が暴動を起こしたニュースを、日本できいて驚いたものだった。
 筆者によれば、フランクフルター・アルゲマイネ紙の報道として、ドイツ政府が危機にあたってのマニュアル「市民防衛の考え方」を御作成中とのこと。 
 マニュアルの中で、10日分の食料、5日分の飲料水の備蓄をすすめている、とのこと。
 ドイツの代表的週刊紙「デア・シュピーゲル」のネット版に「この世の終わりか、危機とショックそしてテロの恐れ」と言う見出しの論評記事があった、とのこと。等等を知ることができた。
 そして筆者は、「ドイツ人は社会の成り立ちを危うくするようなテロの脅威が迫っていると危機感を抱いているようだ」と指摘した。
 筆者の指摘が、当たっているとすると、これからが心配だ。恐怖が過剰防衛を誘発し、それが本当の危機を招くという、悪循環にならないよう、冷静なる対応を願いたいと思った。
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# by sasakitosio | 2016-08-29 06:20 | 東京新聞を読んで | Trackback

治安強化の憂鬱 <共謀罪、とんでもない!!権力に濫用と暴走はつきものですから??>

 8月28日付東京新聞朝刊27面に、「本音のコラム」と言う欄がある。筆者は、法政大教授・山口二郎氏だ。
 今日は、この筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「4年後の東京オリンピックに向けて治安対策に名を借りた自由の侵害、さらには国民精神の総動員が進むだろうとうっとうしく思っていたが、政府の動きは速いようだ。
 26日の新聞では、市民や法律家の強い批判によって何度も廃案になった共謀罪が、名前を変えてまた提案されることが報じられていた。
 法務、警察官僚は、オリンピックとかテロ対策と言った看板をつければ何でもできると高をくくっているのだろう。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「この種の治安立法は、当初口実に使っていたイベントが終わっても永続する。だから最初が肝心である。国会に提出されたら、野党は徹底的に審議を行い、その違憲性を訴えていかなければならない。
 相模原市で起った大量殺人事件を受けては、政府は措置入院を拡大する方向で対策を検討している。これも極めて見当違いの話である。あの事件を異常者の凶行として片付け、おかしな人間を病院に閉じ込めるというのでは、問題は解決しない。政敵に異常者のレッテルを貼ることだって出来るようになる。」と指摘した。
 最後に筆者は、「このところの検察や警察は、権力や大企業が絡む大きな疑惑を黙殺し、社会正義には関心を失ったようにさえ思える。
 そのような官僚たちが治安対策にむけて大きな権力が必要だと言う。だが、私は官僚については性悪説を取らざるを得ない」として締めくくった。
 読んで勉強になった。
 「26日の新聞では、市民や法律家の強い批判によって何度も廃案になった共謀罪が、名前を変えてまた提案されることが報じられていた」とのこと。
 これに対し筆者は「国会に提出されたら、野党は徹底的に審議を行い、その違憲性を訴えていかなければならない」としている。この問題については、野党議員の活躍に期待しながら、一人の国民として地域で反対運動を始めたい、と思った。
 
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# by sasakitosio | 2016-08-29 06:11 | 東京新聞を読んで | Trackback

三反園知事 真価は秋に試される <背中を押のは、鹿児島県民と不安を共有するオールジャパンだぜ!!>

 8月27日付東京新聞社説に、三反園鹿児島県知事が「九州電力に川内原発の一時停止を要請した」ことが載った。
 今日はこの社説を学習することにした。
 まず社説は、「原発推進の現職を破り、先月鹿児島県知事に当選した三反園訓氏が、公約通り川内原発の一時停止を九州電力に要請した。住民の安全本位をそのそのまま貫徹できるかどうか。日本中が注視している。
 「県民の不安は高まっている」と、三反園知事は言う。
 震度7級の激しい揺れが頻発した熊本地震は、地質学の常識さえ揺さぶり、覆す衝撃だった。
 日本は地震国。
 原発に不安を感じているのは鹿児島県民だけではない。
 一時停止、再点検を求めた知事の背中を押してるのは、「国民」に違いない。 25日、福島第一原発の“メルトダウン隠し”の謝罪に現われた東電幹部に、泉田裕彦新潟県知事は「真実を明らかにし、事故を総括してほしい」と要請した。
 たとえ地元で十分な避難計画が策定されたとしても、福島の事故は終わっていない。
 福島の事故原因が明らかになり、被災者の補償を含む事故処理が終了し、放能に故郷を奪われた人々が無地帰還するまで、多くの国民が共有する再稼働への不信はぬぐえない。
 3.11ですべては変わった。
 そして熊本地震で、変革の必要性は高まった。
 県民や国民の安全が最優先だと言うならば、一時停止、安全再検討の要請は、現段階では立地県の知事として当然の判断に違いない。
 原子力規制委員会の田中俊一委員長は「我々がきちんと審査してきた原発の何を点検するのか」と、三反園知事のの方針に疑問を投げかけた。
 しかし、規制委の審査は「安全性を保証するものではない」と田中氏自身が明言しているではないか。
 それなのに、政府の方針転換に従って、原発事業者は再稼働を急ぎ、中立であるはずの規制委も、それに沿うかのようにも映る。
 そのような状況下で「再点検が必要ない」と言う方が無責任ではないだろうか。」と指摘した。
 最後に社説は、「九電が要請に従う見込みはなく、稼働中の原発を止める法的な権限は知事にもない。
 しかし、定期検査など停止した原発再稼働に際しては「地元同意」を取り付けるのが通例で、知事には影響力がある。 知事の同意のないままで再稼働させた例はない。
 川内原発1号機は10月、2号機は12月、約2か月間の定期検査に入る予定だ。
 三反園知事が掲げた住民本位、安全本位、真価はその時表われる。」として締めくくった。
 読んで勉強になった。
 「鹿児島県知事・三反園訓氏が、公約通り川内原発の一時停止を九州電力に要請した」とのこと。
 「25日、福島第一原発の“メルトダウン隠し”の謝罪に訪れた東電幹部に、泉田裕彦新潟県知事は「真実を明らかにし、事故を総括してほしい」と要請した」とのこと。
 「原子力規制委員会の田中俊一委員長は「われわれがきちんと審査してきた原発の何を点検するのか」と三反園知事の方針に疑問を投げかけた」とのこと。
 等知ることができた。
 新潟県知事の発言、鹿児島県知事の要請、これらは立地県の知事として、当然の判断だと思った。
 原子力規制委員会の田中俊一委員長の三反園知事の方針への疑問は、「安全を保証するものではない」と発言している「当事者」が「再点検が必要ない」と言う方が無責任そのもので、私が国会議員ならば「解任」に向けて、国会で徹底的にその欺瞞性を国民の前にさらし、辞任に追い込みたいと思うほど、腹立たしく思った 。
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# by sasakitosio | 2016-08-28 19:35 | 東京新聞を読んで | Trackback

米国の偉大さ <五輪メダル121個!多人種が特徴!この結果をトランプ候補はどう見るか??>

 8月27日付東京新聞朝刊25面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、作家・楊逸氏だ。
 今日はこの筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「リオ五輪が閉幕した。閉会式で小池百合子・東京都知事の手にある五輪季旗は旗めいていた。それを見て、2020年大会への期待が膨らんだ。
 今大会で日本が獲得したメダル数は41個。史上最多だという。
 国別のメダル獲得数をながめると、総数1位の米国と2位の中国との開きがあまりに大きいことに気が付いた。121個と70個。51個の差だ。二位の中国と3位の英国とは3個しか違わず、その後も数個程度ずつ緩やかに減っていく順になっている。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「米国の突出した強さに違和感を覚えた。
 人口は3億人あまりで、中国とインドに続いて多いとはいえ、米国を何回か旅行した私の印象では、国民はふくよかというか、肥満体系の人が多かったように思われた。
 ふと、米五輪代表として初めてヒジャブをかぶって出場、フェンシング女子で銅メダルに輝いたイスラム女性のイブティハジ選手の姿が姿が目に浮かんだ。
 米国選手団はアフリカ系はもちろん、ヒスパニック系もアラブ系もいて、多人種である点が特徴だ。」と指摘した。
 最後に筆者は、「移民だった人びとは自由な環境を得てそれぞれが自らの能力を生かして、努力を重ね、五輪の舞台で活躍している。
 表彰台に上る彼らが国家の「星条旗」が鳴り響くと、一様に右手を左胸に置くのを見て、米国の偉大さがわかったような気がした。」として締めくくった。
 読んで勉強になった。
 オリンピックの見方もいろいろあって面白いと思った。
 9.11アメリカの同時多発テロの前年、ニューヨークを歩き回り、ワシントンへ足を延ばしアーリントン墓地でケネデイ―元大統領の墓に手を合わせてきた、その時に感じたアメリカは「カラードピープル」の国だと思った。街で金髪の白人をほとんど見かけなかったから。
 たしかに、多人種が国家の中にまとまり、繁栄し、その結果がオリンピックの獲得メダルの多さにつながったとみれば、アメリカの偉大さが見えてくる。
 ただこの偉大な国が、その力を世界から戦争をなくし、軍事費をなくす方向に向けられないものか、と思った。
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# by sasakitosio | 2016-08-28 07:32 | 東京新聞を読んで | Trackback

現場の知恵 <知恵ににもいろいろ、浅知恵?悪知恵?できたら究極の智慧で、平和と友好のために!!>

 8月26日付東京新聞朝刊27面に、「本音のコラム」と言う欄がある。筆者は、作家で元外務省主任分析官・佐藤優氏だ。今日はこの筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「北方4島とビザなし交流で国後島を訪れていた日本側訪問団の男性通訳が、ロシア当局に拘束されたことが21日、明らかになった。
 男性は24に拘束を解かれた。
 サハリン州のメディアは日本人通訳が無許可で現金400万円を持ち出そうとしたと報じているが、真相は分からない。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「ビザなし交流は、北方領土について日本、ロシアそれぞれが自国領であるという建前の上で行われている。
 しかし、北方4島に日本の実効支配は及んでいないので現地で日本人がロシアの法令に抵触する行為をすれば、ロシアの官憲に拘束される恐れがある。
 日本としてはロシアの管轄を認めないので、当然抗議する。
ロシアは抗議を受け付けない。最悪の場合、9月2日にロシア極東のウラジオストクで行う予定の安倍晋三首相とプーチン大統領の会談が中止となる。」と指摘した。
 最後に、「筆者は外交官時代、ビザなし訪問団絡みのトラブルを処理したことが何度もある。
 亡命希望者が日本船に乗り込んできたとき必死で相手を説得し思いとどまらせ、ロシア当局との間では迷亭者の気まぐれとして処理した。
 過去にビザなし訪問団の日本人がロシア官憲に拘束されたことは何度かあるが現場の知恵で大事にしなかった。
この種の事件を現場で封じ込めることができないのは、外務官僚の交渉力が劣化しているからだ。」として締めくくった。
 読んで勉強になった。
 「ビザなし交流、北方領土について日本、ロシアそれぞれが自国領であるという建前のうえでおこなわれている」とのこと。
 「国後島を訪れていた日本側訪問団の男性通訳が、ロシア当局に拘束されていることが21日明らかになり、24日拘束を解かれた」とのこと。
 「最悪の場合、9月2日にロシア極東もウラジオストク で行う予定の安倍晋三首相とプーチン大統領の会談が中止になるリスクがあった」とのこと。
 等々を知ることができた。
 北方4島のビザなし交流も、日ロ交流の一つだ。いずれにしても、日ロの交流に限らず、日本は中国も含めあらゆる国との交流を深めることが大事だと思った。人や物の交流が、相互理解を進め、相互に経済的に利益が生まれ、ひいては国家間の平和が保たれるはずだ。
 筆者は、「この種の事件を封じ込めることができないのは、外交官僚の交渉力が劣化しているからだ」と指摘するが、交渉力の劣化も日ロ交流の深化に変えるたくましさを期待したい。日本の平和のために!!
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# by sasakitosio | 2016-08-27 06:59 | 東京新聞を読んで | Trackback

乗り越える・相模原事件①<異見排除より共有!孤独と危険は隣合わせ!懐が狭くなったコミニティー?>

 8月26日付東京新聞朝刊29面に、「相模原事件 乗り越える①」と言う欄がある。
 相模原市の障害者施設で入所者19人が殺害された事件から26日で1カ月。
 障害者を社会から排除しようとする植松聖容疑者(26)の言動は人々に衝撃を与えた。 
 障害者と健常者が共生する社会の実現に向けた人々の努力が踏みにじられた事件とどう向き合い、乗り越えればいいのか。
 障害のある人や家族、識者らに聞いてみた。(聞き手・加藤益丈)発言者は、東大准教授・熊谷晋一郎さんだ。
 まず発言者は、「事件後に「措置入院させた精神障碍者の退院の条件は厳しくすべきだ」といった意見が出たのが気になった。
 精神障碍者を「他者」として、排除してしまえばわれわれのコミュニティーが安全になるという考え方が透けて見えるからだ。
 しかし、これは幻想だ。
 排除の先にあるのは安全でなく暴力であることは歴史が証明している。むしろ、大切なことは、今回の事件を「一部の他者が起こした問題」とするのではなく、「われわれの問題」ととらえることではないか。」と切り出した。
 つづけて発言者は、「そうした思いから8月6日、事件の被害者を追悼する集会を都内で開いた。国内外のさまざまな立場の人約400人からメッセージが寄せられた。
 事件で弟を失ったというひとから「親に弟の障害を隠すなといわれて育ってきたが、今は名前を絶対に公表しないでほしいと言われる。命は存在するだけで価値があるということが当たり前でない」というメッセージを受け取った。
 一方で、匿名発表は「植松聖容疑者の主張を正当化することにつながりかねない」と危ぶむ声もあった。
 互いに矛盾するような意見であっても、あえて議論せず並べた。異なる意見を排除せず聞くことが必要だと考えたからだ。
 たとえ意見が異なっても相手の考えが分かっていれば人は信頼を寄せられる生きものだからだ。
 事件が起きる前に、植松容疑者に「気持ちは分かるよ」と言って受け止める人がいれば、違った結果になったのではないかとおもう。
 人間は時に、いびつな感情を持つものだ。
 しかし、一人ぽっちにしないことで危険は防げる。
 すぐに精神医療の対象にしてしまうのはわれわれのコミュニティー の懐が狭くなっているからではないか。」と指摘した。
 最後に発言者は、「日本社会では、身体や心に障害がある人という意味だけでなく、社会から不要とされた人という意味で「障害者」という言葉を使ってきたという研究結果がある。
 技術の進歩により労働分野で人間が不要になりつつある現代、現役世代はいつ自分が不要とされるかという不安と隣り合わせにある。
 不安を抱えた人が生き延びるため取る方法は二つ。
 より不要な人を見つけ、排除して自分が不要になるのを先延ばしするか。
 あるいは、「社会に役に立つ人に価値がある」と言う考え方劇的に変えるか。
 後者を選択することを願いたい。」として締めくくった。
 読んでためになった。
 発言者の「事件の起こる前に、植松容疑者に「気持ちは分かるよ」と言って受け止める人がいれば、違った結果になったのではないかと思う」との指摘、
 「危険な人ほどかかわりが必要なのに、すぐ精神医療の対象にしてしまうのはわれわれのコミニティーの懐が狭くなっているからではないか」との指摘、
 「技術の進歩により労働分野で人間が不要になりつつある現代、現役世代はいつ自分が不当うとされるかという不安と隣り合わせにある」との指摘、なるほどとうなづけた。
 ただ、同じ障害でも、身体障害、知的障害、高齢による心身障害と、精神障害は、被害予測の点で、気持ちの上でなかなか同一視するのに抵抗がある。まだまだ自分の人間修行が足りないということか。
 
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# by sasakitosio | 2016-08-27 06:46 | 東京新聞を読んで | Trackback

資本主義の夢  <今なお残る廃墟 、フォード流里山資本主義の夢の跡!!?>

 8月25日付東京新聞朝刊27面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、法政大教授・竹田茂夫氏だ。
 今日はこの筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「20世紀初頭、H・フォードは自動車生産の革新で世界を席巻する産業資本主義の原理を編み出した。
 熟練労働の単純動作への分解やベルトコンベアー方式等の効率的生産と、労働者のやる気と購買力を支える高賃金を結びつけた大量生産・大量消費の仕組みだ(後に職場統治は暴力と恐怖支配に変質する)。
 T型フォードは1500万台以上売れた。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「ただ、生産のネックになったのは欧州勢が独占しているゴムだった。彼は南米アマゾン流域の広大な土地(米国の小さな州に匹敵する)を民営植民地として獲得し、ゴムの木の大量植樹に乗り出す。
 だが、生態系の無視による甚大な病中害や米国の価値観に反抗する労働者の暴動で植樹が失敗を繰り返す中で、米国中部の小都市の自然と調和する生活様式や社会資本をそのまま熱帯雨林に移植することに目的が変わっていく(グランディン著「フォードランディア」未訳)。結局、ゴム生産はほとんど行われずに同社は撤退する。」と教えてくれる。
 最後に筆者は、「その後、産業資本主義と分厚い中産階級は新自由主義と格差拡大に変わったが、今なお残る廃墟、フォード流里山資本主義の夢の跡は多くを語りかける。
 成功した事業だけを評価されがちな企業家の素顔、資本による自然支配の危うさ、解き放った資本主義を田園の理想で封じ込めることの困難、等々。」として締めくくった。
 読んで勉強になった。
 20世紀初頭、自動車生産の革新で世界を席巻する産業資本主義の原理を生み出したH・フォードは、
「南米アマゾン流域の広大な土地(米国の小さな州に匹敵する)を民営植民地として獲得し、ゴムの木の大量植樹に乗り出す」、こと
 「結局、ゴム生産はほとんど行わずに同社は撤退する」とのこと、等を初めて知った。
 資本が大きくても、自然支配は危いことも知った。
 社会主義、共産主義が幻滅を与えた今日なのに、ポスト資本主義の思想が見えてこない。なぜだろう?
 
 
 
 
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# by sasakitosio | 2016-08-27 06:37 | 東京新聞を読んで | Trackback

大津事件に学ぶ 琵琶湖畔で語る日中の明日 <日本の歴史を学ぶ「黒名単」いいねえ!筆者もいいね!!>

 8月25日付朝日新聞社説下に、「ザ・コラム」と言う欄がある。筆者は、編集委員・吉岡桂子氏だ。
 今日はこの筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「しばらく前のこと。中国からやってきた旅行客十数人が、大津市内の小さな石碑を楽しそうに取り囲んでいた。
 「露国皇太子遭難之地」。
 「大津事件」の現場である。
 中国当局が出国を許さず、土壇場で来日を断念した人がいたと聞いた。そんな事情もあって、時期や参加者の多くを特定しないまま、今日のコラムを書かせてほしい。
 この事件、日本史の教科書でちょっとおさらいするとーーー。
 ときは、1891(明治24年)。来日中のロシア皇太子が琵琶湖遊覧の帰り、大津市内で警備中の巡査に切りつけられてけがをした。
 大国ロシアとの関係を損ないたくない日本政府は、皇室に対する罪を適用し死刑にせよと裁判所に圧力をかけた。だが、最高裁判所のトップは反対し、刑法の範囲内で無期懲役にとどめた。司法の独立を守った事件として記されている。
 なぜ、わざわざ中国から?
 彼らの半分が弁護士や法律の研究者で、ほとんどが日本は初めて。
 案内役を務める「高級ガイド」は、北京大学法学部教授、賀衛方さん(56)。
 共産党一党独裁体制の中国にあって、憲政と司法の独立を20年余り訴えてきた民主派の法学者である。
 「近代日本にとって重要な意味を持つ事件。私は、ぜひ訪ねて見たかったのです」。うれしそうに石碑を撫でている。片手に25年前に出版された岩波文庫「大地事件」。日本語はできないが、概要を熟知しているだけに「漢字ですし、じいっと見ていると分かります」と笑う。
 文庫の解説で、三谷太一郎・東大名誉教授はこう書いている。「(大津事件は)国際関係や国内情勢の変化に応じてしばしば想起され、新し文脈の中で新しい意味を付与されることの少なくなかった生きた歴史なのである」と。
 300人を超える弁護士や人権活動家の一せい拘束。そして、相次ぐ有罪。習近平政権は、市民の権利を守ろうと動く人々への弾圧を強めている。だからこそ、彼らの胸に、大津事件は生きている。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「かって、賀さんのウイットに富む講演は大学ばかりか一般にも人気で、数百人の会場がすぐにいっぱいになった。
 ところが、ここ数年で様変わりした。大学を通じて共産党宣伝部門の承認が必要になった。
 「黒名簿」(ブラックリスト)」に入れられ、小さな会合ですら話せなくなった。ならば、と、賀さんのファンが中国版LINE「微信」(ウィ-チャット)」を通じて集まったのが、今回の旅である。
 いわゆる「オフ会」のようなもので、費用はみんな自腹。
 取材を通じて賀さんと知り合った私も、ファンの一人として混ぜてもらった。
 黒船来航の港や函館など明治維新ゆかりの地を旅した後、関西では大津のほか、京都にも立ち寄った。
 幕末の志士・坂本竜馬の足跡をたどり、法然院で東洋史学者・内藤湖南のお墓を探してあるいた。
 マイクロバスの車内、琵琶湖畔のホテルの中庭・・・・。議論を重ねながら約1週間、日本を回った。
 清朝末期の中国と明治維新のころの日本を対比させながら、中国に足りなかったのは何か。
 近代アジアの期待の星だった日本は、なのにどうして侵略戦争に走ったのか。
 あのとき日本に満ちていたにわか大国意識と自己中心のナショナリズムは、今の中国に周回遅れで見え隠れしていないか・・・・・。
 中国の現状を憂える声が飛び交う。」と教えてくれた。
 最後に筆者は、「賀さんは1960年、山東省で生まれた。10歳のころ、毛沢東がすすめた政治運動「文化大革命」で、医者だった父親が他の人より給料が少し多かっただけでつるし上げられ、手術用メスを使って自殺した。法律を学んで教壇に立ち始めてからは、共産党員としてすれすれのところで体制の内側にとどまり、改革の必要性を発信してきた。
 その口すら封じられている。
 「爆買い」でもなく、クルーズでもな。いっぷう変わった、そして、大切な客人たち。
 日本が、つかの間でも「避難港」になれるなら、とてもうれしい。
 次はもっと、私たちの明日を語ろう。 日本と中国。
  彼らの旅に見たように、歴史を交錯させながら時間を紡いできたのだから。」として締めくくった。
 読んで勉強になった。
 中国には、「黒名単」という言葉があるとのこと。
 「微信」のオフ会で、日本の歴史を勉強しに、自費で来た人たちがいる、とのこと。等等を初めて知りすばらしいと、思った。
 約1週間、筆者も同行し、「清朝末期の中国と明治維新のころ日本を対比させながら、中国に足りなかったのは何か。
 近代アジアの期待の星だった日本は、なのにどうして侵略戦争に走ったのか。
 あのとき日本に満ちていたにわか大国意識と自己中心のナショナリズムは、今の中国に周回遅れで見えかくれしていないか・・・・。」等の議論を重ねながら回ったとのこと。すばらしい、日中友好の旅だ、と思った。
 この試みは、将来必ず、日中友好の大輪と花咲き、日中平和、政界平和の大きな実を結ぶような気がしてならない。
 
 
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# by sasakitosio | 2016-08-26 06:05 | 朝日新聞を読んで | Trackback